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何流と倚らで真理を辿るのみ
  耳で視るまで松風のとも
(初代 新沼椿渓先生 作)
初代 渡辺仙玉先生

常の日の常の心にまごころを つくす誠の人とならばや


師を偲びて
過ぎし日を偲びて
昭和2年、母の師であった流祖新沼椿渓先生のもとに初めて教えを受ける事になり、只ひたすら茶道の大道に真理を求めて歩み続けてまいりました。
 菩薩の心と姿になれと師は常に教えられましたが、その御教えに少しでも近づけられたらと、果てしない彼岸をのぞみながら、歩みては歩みてはの般若心経を心に生きて行きたいと念じております。

 師の教え 年ふるごとに我が胸に 泉のごとくわきてつきずも


椿渓忌に
 師の御名を床にうつして白椿

 かくまでに香りも深く師の教え 実るも永し 今日の集いに

献茶巡拝
          法隆寺にて 
 ほの暗き中にまたたく灯は うなつき給う御心のごと

          叡福寺にて
 夜のとばり 深き御山に聖魂を しのびて聞くや松風の音

          高貴寺にて
 山門を入れば心のふるさとに帰りし如く御寺なつかし


初春に

 松風の道を伝えて一筋に 生くる我が身の幸ぞうれしき


審査会に

 つたなくも心をこめし点前こそ 人の心を打つものぞかし

弟子に

人は皆生まれし時は同じかな 我を磨きて玉とならばや

庭にて

白むくげ 一日の命惜しみなく 咲くよ悔いなく散るよ無心に


 
 
若き日の立礼点前
炉 椿渓棚(初代渡辺仙玉先生ご考案)
香点前
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